AEGでは、独自の段階的英語環境を提供しています。
英語の時間は基本的にはNo Japanese,　All Englishで お過ごしいただきますが、ベーシッククラスでは、 自分の言いたいことをまず日本語で先生に伝え、 それを先生が英語にし、アウトプットします。

その際に、単語やフレーズを先生が各自のノートに書き、 繰り返し練習できるようにします。
また、最初から最後まで英語ではなく、 日本語の時間と英語の時間を分けて行いますので、 生徒全員が英語で伝える意識付けがされ、 メリハリのある英語環境になります。

フォニックスとは、音と文字の関係を学ぶ学習方法です。このルールを覚えると、発音から英単語のスペルを習得でき、漢字のように書いて暗記する作業が必要なくなります。語彙力がぐんと広がり、知らない単語でも自分の力で発音ができるようになります。

A~Zまでの音からはじまり、最終的にはほとんどの英単語を読むのに困らないレベルのフォニックスまで学んでいきます。

AEGではフォニックスを後述するSight Wordsと共に、お子様たちに発声していただきながら習得を目指します。言葉の学習に大切なことは、「時間」と「感覚」です。 AEGは長時間英語環境で過ごすとともに感覚的な英語習得も目指していきます。感覚的な英語とは、英語っぽさ、英語らしさ、のことです。

フォニックスに習熟してきたネイティブの子たちは、必ずサイトワーズ（Sight Words）と呼ばれる単語を学びます。サイトワーズとは簡単に言うと、視覚（sight）で音を丸暗記するしかない、フォニックスの規則から外れた「例外的な発音をする単語」の単語グループです。

日常会話や文章では頻出する非常に重要な基本単語です。フォニックスをマスターしたうえで、サイトワーズの読み方を学習することで、本に出てくる65％もの英単語を理解できるようになります。さらに、日常会話の90％はこのサイトワーズが占めていると言われいます。

サイトワーズ群として、英語圏ではDolch Wordsが有名です。
ネイティブの子たちであれば、幼稚園年長～小学校低学年くらいでDolch Wordsをマスターするのが一つの目安になっています。Dolch Wordsは、95単語の名詞と5段階レベル（Pre-primer / Primer / First / Second / Third）の220単語から構成されています。
基本的にこれらは丸暗記してしまうことが大事になります。

AEGではPre-primerからスタートして1年間で220単語を全て学べるようなカリキュラムを組んであります。毎週決まったフォニックスと並行してサイトワーズも遊びを通して学習することで、英語圏の生活で必要な単語を視覚的に身に着けていきます。

サイトワーズとフォニックスを学習しながらAEGでは本の音読を進めていきます。この音読に使う教材は、イギリスの8割の小学校で教科書（または副読本）としても使用されている「Oxford Reading Tree（ORT）」という絵本シリーズです。

レベルは、ステージ１、１＋、２、３、４、５、６、７、８、９
の全10段階に分かれており、お子様に合った英語レベルの絵本から読み進めていくことができます。

各ステージで一文の長さ、文法、語彙レベルなどが定められており、ステージが上がるにつれて英語の難易度が少しずつ上がるように作られています。
また、シリーズものですので同じキャラクターたちの話を読み続けながらストーリーの進行をお子様たちが楽しみながら読み進めることができます。

AEGではこのORTを使って子どもたちのリーディング能力を高めていきます。毎回教室にくる度に数ページずつ練習し、先生たちの前で実際に音読することで、正しく発声し、読む力がどんどん身についていきます。△、〇、◎の評価を先生が付けて、◎がもらえるまで次のページには進まず、何度も繰り返し練習します。また、子どもたちの学習意欲を高めるために、シートをクリアするごとにキャンディなどのプライズが貰え、子どもたちのモチベーション維持にも繋がります。それにより自発的に本を読んでいただくことで、「英語の勉強」という認識をなくし楽しく続けられます。

生きた英語の習得に重要なのは感覚です。
世界中どこでも、母語（第一言語）は感覚的に覚えていきます。
赤ちゃんは、文法を勉強して言葉を覚える訳ではありませんよね。
お母さん、お父さんが話しているのを聞いて、試行錯誤しながら自分の伝えたいことをアウトプットし、生きた言葉を覚えていきます。

その際に、自然と身につけているものの一つが、その言葉の発音と発声です。
AEGでは、これらを意識的に練習し、より感覚的な英語を身につけていきます。
発音は、フォニックスを通して舌の動きや口の開き方などで矯正しますが、発声は、ノドの使い方で矯正していきます。ノドの開き方で音の高さを調節できるようにし、より英語らしい声の出し方を練習していきます。発音はもちろん、英語らしい発声を身につけることで、より感覚的な英語が身についていきます。

AEGでは様々なイベントを用意しております。
日程が近づきましたらご案内しますので、是非ご参加ください。